Hokusaiは「物と紐づくNFT(rNFT)のプラットフォーム」として運営されていました。その第一弾として、5/10 20:30(日本時間)に50枚のHokusai StickerのrNFTを販売し、38分で全て完売しました。
物と交換可能なrNFTは世界的にも新たな試みであり、SNS上でも多くの方に興味を持っていただきました、ありがとうございます。
Hokusaiは「物と交換可能なNFTのプラットフォーム」から「デジタル上で価値を流通させる個人・事業者にとってのインフラ」へと変化します。
Hokusaiを運営して浮上した問題点
Hokusaiに様々な事業者を呼び込もうと考える中で、様々な問題が浮かび上がってきました。
- NFTを活用した法定通貨決済サービスが非常に少ないこと
- マーケットプレイス主導のマーケティングになってしまうこと
- 個人・事業者のブランドを最大限に活用したNFTの購入体験をweb上で提供できないこと
などです。「Hokusai」がテストマーケティングとしてステッカーを販売したところ、注文が殺到して売り切れました。
これはNFTという注目を集めている技術と、Hokusaiというプロジェクトに多くの方が期待と興味を持っていただいていることの証明と捉えることができますが、NFTはマーケットプレイスが主導すべきではありません。
これまで価値を積み上げてきた個人、事業者、ブランドが主人公であるべきです。NFTはじめブロックチェーンの技術はそれらの価値を証明したり、なりすましなどによる損害を最小限に抑えるための技術です。
現在のNFTはブロックチェーンに軸足をおいた「NFT側」の事業者や個人が主導で市場が形成されており、高い導入コストを既存のブランドや事業者が支払っています。難解なNFTの発行と管理、販売フローの構築は、意図せずブロックチェーン愛好家側の既得権益となってしまっています。
NFTは一意性のあるデジタルデータというシンプルなものですが、実世界に与える可能性は非常に大きく、上記は直ちに改善されるべき点です。
Hokusaiの新たなコンセプト「デジタル上で価値を流通させる個人・事業者にとってのインフラ」
Hokusaiは「物と交換可能なNFT(Redeemable NFT)のプラットフォーム」というコンセプトでリリースされましたが、上記の通り、NFT自体の幅を広げるよりことよりも、NFT導入のハードルを経済的にも技術的にも大きく改善することが必要と判明しました。
物の価値と紐づくNFTの販売をするためにも、デジタルな価値を流通させたい個人・事業者にとって導入コストの低いインフラが提供される必要があります。しかし、そのインフラは依然として整っていません。
Hokusaiは、Web3の技術やブロックチェーンの技術を知らなくても、個人・事業者が独自のNFT販売サイトを構築するために必要なAPIを公開することでその問題を解決します。
探すことも難易度の高いブロックチェーンエンジニアを数千万かけて採用し、プロジェクトを発足させるのではなく、1名のフロントエンドエンジニアがいるだけで容易に実装できるようにします。
まずHokusaiは、ShopifyでECサイトを作るように、簡単に独自のNFTサイトを構築できる世界を実現します。
Hokusaiのチームは上記の目標を達成するために、インフラエンジニアを募集しています。
もしご興味のある方は以下からご応募ください。
https://www.notion.so/Infra-Engineer-4d0cbaca92654131922144cd940bd00f
事業者の方へ
APIが公開されても、サイドチェーン、L2、NFT、ウォレットの使い方などの前提知識がなければ、練り込まれたビジネスとして展開することが難しいことは以前と変わりません。
Hokusaiが提供するAPIを活用して、NFTビジネスのコンサルティングや開発を行う予定の事業者様、NFTに関する事業を行いたい事業者様は、以下からご連絡いただけますと幸いです。
NFTは一意性のあるデジタルデータというシンプルなものですが、実世界に与える可能性は非常に大きいとHokusaiは考えています。NFTを活用した何らかの事業を興される方々に対し貢献できるよう、努めて参ります。
Hokusaiチーム
website:https://hokusai.app/
telegram:https://t.me/hokusai0x
twitter:https://twitter.com/0xHokusai