【前編】Hokusai APIの特徴5つ|柔軟性の高い埋め込み型NFTサービス

Hokusai
Jul 8, 2021

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Hokusaiは、SquareやPaypalを活用して決済システムを独自のサイトに埋め込むのと同じように、NFT関連の機能全てを自分のサイトに簡単に組み込めるサービスです。

コスト構造が変化し、国内外の事業者がNFTビジネスの展開を早め、Web3が日常に溶け込む世界に向けて進めることを目的としています。

当記事では、Hokusai APIの機能がどのような特徴を持っているかについて説明します。

1. 独自コントラクトの作成

Hokusai APIの利用者は、独自コントラクトの作成が可能です。通常、マーケットプレイスが保有するマーケットプレイスのコントラクトでNFTが発行されることが多く見られます。

しかし、ブランドを保有する個人や事業者は自らのコントラクト(発行元)からNFTを発行されることを望む声が多くあります。特に事業者であれば、他社のコントラクトから発行された自社の知的財産、というものは直感的ではありません。(本当に自社サービスと呼べるか、という問題があります。)

Hokusai APIを利用することで、IPごとにコントラクトアドレスを分けて管理可能です。これはIPホルダー自身だけでなく、NFTのコンサルティングを行う会社にとっても、リスクの低減に繋がります。

2. 他のAPIと組み合わせで、NFTビジネスの可能性を広げる

Hokusai APIの利用者は、他の決済API等と組み合わせることで可能性が広がります。現在、既存のマーケットプレイスは暗号資産による決済が主流となっています。しかし、NFT購入希望者は、暗号資産を保有していない可能性が非常に高いことがわかっています。

Hokusai APIを導入する事業者が円やドルでの決済を希望する場合は「Hokusai API + Square(Paypal)」で対応できます。また、Hokusai APIを導入する事業者が暗号資産での決済を希望する場合は「Hokusai API + bitpay(coinbase commerce)」で対応できます。

これまでは独自サイトを0から作成する必要がありましたが、NFT機能はHokusai APIを利用する、決済機能は別のサービスを利用することで、開発コストが一気に下げることが可能です。

3. GAS代(ネットワーク手数料)完全無料

Hokusai APIの利用者は、どんなプランを利用していてもNFTの発行と送信にかかるGAS代が完全に無料です。

どんなに優れた技術やクリエイティビティを持っていたとしても、NFTの発行ステップ1が「暗号資産の購入(Ethereum NetworkならETH、Polygon NetworkならMatic)」となってしまっているのは非常に大きな問題です。

現状、クリエイターが初めてNFTを発行するには、

  1. 取引所に口座を開設
  2. 日本円を入金
  3. レートもよくわからないまま必要な暗号資産を購入
  4. マーケットプレイスに行ってNFTを発行

以上のステップを踏む必要があります。

ここで、クリエイターがHokusai APIを利用すれば、暗号資産を購入する必要がなくなり、1.~3.のステップを簡略化する事ができます。
したがって、クリエイターは、ハードルの高い暗号資産の準備などの仕事に囚われることなく、作品の製作に集中することで、優れたNFTを自分のサイトに公開することができるようになります。

また、事業者にとっても実証実験的にNFTを発行する際に暗号資産の取引が発生しないため、専門家でも知らないような暗号資産の仕訳をするコストが発生しません。日本円での決済となるので普段の会計処理と同様に処理が可能です。

現段階では、Hokusaiはいくつかのプランを設け、全てプランで、法定通貨での手数料をいただく予定です。
そのため、GAS代を全て負担したとしても問題なく運営を継続可能です。後半では、「ロイヤリティ設定」「手数料」についての特徴を公開します。

website: https://hokusai.app/
twitter: https://twitter.com/0xHokusai

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