Hokusaiのコンセプト刷新を発表してから2週間ほどが経過しました。Hokusaiは以下の記事の通り、物と交換可能なNFTのマーケットプレイスから「デジタル上で価値を流通させたい全ての個人・事業者にとってのインフラ」へと変わりました。
しかし、このコンセプト変更によって誰がどのように利益を享受するのかは明らかにしていませんでした。この記事では、Hokusai APIの利用者がどのようなメリットを享受できるのかについて記載します。
Hokusai APIが与える事業者へのメリット
Hokusai APIの利用者は、大きく分けて以下の 2つのメリットがあります。
1. NFTビジネス参入コストが約50–75%削減可能
これまでは、IPホルダーや開発会社が本格的なNFTビジネスに参入しようと考えたとき、市場では非常に希少性の高いブロックチェーンエンジニアを採用するところからはじめ、0からプロジェクトを始める必要がありました。
以上のような事業者は、Hokusai APIを利用することにより以下のようなコスト削減が可能です。
最大約75%のコストを浮かせることが可能です。希少性の高いブロックチェーンエンジニアではなく、フロントエンドエンジニアでもNFT販売サイトを実装できるようにすることで、大幅なコスト削減を実現します。
2. NFT関連の機能をすばやく実装可能
Hokusai APIは、容易にNFT関連の機能を実装可能にします。
元来、ブロックチェーンサービスを構築する際、希少性の高いブロックチェーンエンジニアが、時間をかけて実装を行ってきました。しかし、先程述べた通り、膨大なコストが掛かります。
そこで我々は、面倒なNFT関連の機能をAPIとして提供し、フロントエンドエンジニアなどが容易にブロックチェーンサービスを構築することを可能にします。
これは、ウェブアプリケーションに決済システム(PaypalやSquare等)を組み込むように、NFT関連の機能を容易に組み込めることを意味します。
コスト構造が変化することにより国内外の事業者がNFTビジネスの展開を早めることができ、Web3が日常に溶け込む世界に向けて進めるようになります。
Hokusai APIの機能
Hokusaiはリリース時、以下の機能を実装予定です。リリース後、さらに機能拡大をする予定です。
- NFTを発行する
- NFTを送信する
- ロイヤリティを設定する
- 発行したNFTの情報を取得する
- NFTをburnする
詳細は後日リリース予定です。対応チェーンはPolygon。HokusaiのSNSからの情報公開をお待ちくださいませ。
まとめ
Hokusai APIは2つの解決策を提供します。
- NFTサービスの構築コストを下げる(独自NFTサイトを安く作れる)
- NFT販売サイトの開発スピードを上げる(独自NFTサイトを早く作れる)
これにより、市場に存在する開発会社やブロックチェーン企業が、容易にNFTビジネスに参入できます。これからもHokusaiは様々な立場の方がNFTを使って様々なことができるよう、デジタル上で価値を流通させる全ての個人・事業者にとってのインフラとなるサービスを提供して参ります。
website: https://hokusai.app/
twitter: https://twitter.com/0xHokusai